経済生活
「経済生活」はこれまでの「健康」や「生きがい」と並ぶ生涯生活設計の3本柱の一つであり、日常生活を支える基盤となるものです。
在職中から退職後までを見通した「経済生活設計」を立案することは、生涯生活設計上の目標を具体的に実現させる重要なポイントになります。
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家計の収支
わが家の家計の現状を把握しましょう。まず収入面。年収はいくらか、その年収から税金・社会保険料を引いた金額が可処分所得です。支出については、食費や水道光熱費などの日常生活費、ローンの返済額、冠婚葬祭や自動車の買い替えなどの臨時的支出などを把握します。
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経済的備え
まず財産面、預貯金、債券などの資産と住宅ローンなどの負債の残高の把握です。次に自分のライフステージに照らし合わせながら、どのくらいの資金が必要になるか、偶発的事故が発生したときに、十分な保障が得られるかを考えておく必要があります。
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経済生活のさまざまな知識
貯蓄や保険、税金、年金などは身近で大切なことであるにもかかわらず、苦手だという人も多いかもしれません。私たちが将来の夢や目標を達成するためには、計画に合った貯蓄方法、金融商品を選ぶ必要があります。
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経済生活設計表作成のススメ
人生にはその人の家族構成、ライフスタイルによって収支バランスがとれない時期もあります。また、夢や目標を実現するための支出があるかもしれません。身近な家計の収支状況を出発点として「経済生活設計表」を作成することにより、これからの生活設計がお金の面から明確になってきます。